川崎 IKEAキッチン+施主DIY

2023.08.01(火)

キッチンの入替、袖壁・まぐさの工事、食器棚の入替、表装工事を行うキッチン全体のリフォーム工事でした。

そのうちキッチンの入替、袖壁・まぐさの工事、設備工事を弊社で行いました。

キッチンとカウンター天板が少し段差がついて設置されているペニンシュラ型のキッチンでした。下台はイケアキッチンを設置し、キッチン天板とカウンター天板を一体でフラットなデュポンコーリアンの人工大理石に交換します。

背面収納の入替やタイル貼りなどはお客様のDIY工事で行いました。

キッチンの工事についても、お客様ご自身で出来るところはDIYとすることでコストダウンをしたいというご要望があり、

「イケアキッチンの組立」はお客様が事前にDIYにて組立を完了させる。

それ以外の「キッチンの解体撤去」「間仕切り壁の施工」「特注人工大理石のカウンター製作設置」「イケアキッチンの設置+設備工事」は弊社で施工する。

という工事区分にて施工しました。

■工事を分離発注する/施主支給/施主DIY

キッチンの施工をする(キッチン施工の準備をする)作業を項目として書き出すと

「調査」「検討」「設計」「提案」「資材購入(イケア商品)」「資材購入(他)」「解体工事」「キッチン設置工事(組立・取付)」「内装工事(床仕上、造作工事、クロス張替など)」「給排水設備工事」「換気設備工事」「電気工事」などの項目に分類されます。

弊社は自社工場で製作して、自社職人にて施工(管理)しているので、ご要望に合わせて工事内容を調整できます。ご自身でできるところをDIYすることで全体予算を抑えるということも可能です。

「大手の既製品のキッチンメーカー」や「フルオーダーの特注キッチンメーカー」は一般的に一式での発注になりますが、イケアキッチンはパーツごとのバラ売りをしているので、プラモデルのように買い足したり、改造したり、いろいろ可能です。

■イケアキッチンの窓口について、正規取扱店/認定施工店について

イケアキッチンを購入するには「イケアファミリー」と「正規取扱店」の2つの窓口があります。

キッチンは他の商品とは違って「組み立てて設置してするだけ」という商品ではなく、必ず「付帯工事」が発生するので、「イケアファミリーで購入して認定施工店に工事依頼をする」①か、「正規取扱店に依頼して工事に関する検討・資料作成・資材発注までを一手に依頼する」②いう流れになります。

①「イケアファミリーでキッチンを購入する」ケース

基本的には特殊な工事が発生しない「組立」して「設置」するだけで済む場合です。

注意点としては、キッチン購入に関する「給水管・排水管との取り合い」「レンジフードの取合い」「ガスコンロのガス管/IHコンロのコンセントとの取り合い」について御自身での判断が必要となります。設置に関しては「認定施工店」に依頼するかご自身で工事店を依頼するかを選ぶことができます。

②「正規取扱店で購入する」ケースは

イケアキッチンの取付と共に造作工事や表装工事が発生する場合は「打合せ」「商品選定」「設計(設備工事含む)」「発注作業」「工事管理」という一連の作業をまとめて御依頼いただけるので安心(かつスムーズ)です。

例えば

「I型キッチンを撤去して、ペニンシュラ型のキッチンにしたい場合」

「レイアウトを変更してガスコンロの位置を変更したい場合」

「ペニンシュラキッチンの腰壁をカットして、広い天板作り直して設置したい場合」

などなど、取り合いを検討してキッチンを設置する場合は正規取扱店に御依頼をおすすめします。