南馬込 キッチンリフォーム(+ビルドイン洗濯機)

2023.08.01(火)

■ビルドイン洗濯機

キッチンカウンターの下にビルドイン洗濯機を組み込みました。

海外ではよくあるスタイルらしいのですが、日本の住宅では珍しいです。

電源供給・給水管・排水管を設ければ大丈夫なので、食洗機を付けるのと一緒です。難しい工事ではありません。

ただ、機械類は排熱などの為に設置基準が決まっており、離隔寸法は守って設置することが大切です。

ビルドイン洗濯機の設置は炊事をしながら洗濯ができるという家事動線が良いというメリットもありますし、

カウンターに組み込むことで見た目もスッキリして、洗濯機の上部空間も有効活用できるという良さもあります。

ただ、調べてみると国産の洗濯機では「ビルドイン」としてのラインナップは無いようです。

選択肢としては海外メーカーのみとなり、Miele(ミーレ)、TEKA(テカ)、MAYTAG(メイタッグ)、ASKO(アスコ)、AEG(アーエーゲー)、beco(ベコ)の中から選ぶことになります。

※ドラム式洗濯機は上部に排熱用の離隔距離が必要な商品も多いので代用は難しそうです。

※電源が200Vの商品もあるので、導入の際には注意が必要です。

通常の洗濯機と比べてビルトイン洗濯機はイニシャルコストが掛かりますが、縦型式やドラム式にはないスマートさ・おしゃれさが魅力的です。

■人工大理石(デュポンコーリアン)+IKEAのシンク+ポストフォーム扉(アイカセルサスTKJ6400KL88)

DUPON✕IKEA✕AICAの組み合わせのカスタムキッチンです。

天板はデュポンコーリアンのエスプレッソを選びました。メーカーからは濃い色は傷が目立つので理解して使って欲しいと注意がありました。デュポンコーリアンは数ある人工大理石のメーカーの中でも最高峰の品質です。

デュポン・MCC株式会社

https://dupont-mcc.co.jp/colors/

扉はアイカのポストフォーム扉です。セルサスTKJ6400KL88という指紋が付きにくいメラミンで、柄は「黒い革」のような模様です。アイカのメラミンは156種類あり好みの柄が見つかりやすいです。

アイカ工業

https://www.aica.co.jp/catalog/ebook/n-veneer/melamine-door/index_h5.html#1

IKEAのシンクはシルスヴィーケンという商品です。黒い合成石英で出来ているシンプルでシックなオーバーシンクです。人工大理石の場合はアンダーシンクにすることが多いのですが、今回は上からはめ込んでます。

「チョコレートのような人工大理石」「黒い合成石英のシンク」「黒い革のようなポストフォーム扉」と「黒いハンドル」の組み合わせです。「全部マットな黒色」で統一すると重厚感のあるキッチンとなります。